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大将のお役立ちレポート

2018年7月19日 UP!

その日一番の「おいしい」を、ひとつずつ心をこめて

夏場はハモやアナゴなど「長い魚」に目がいきがちですが、ほかにもおいしい魚はたくさんあります。大将いわく「仕入れる魚は毎朝市場で見極めて決めるので、日によって変わります。オススメを味わうにはぜひ“おまかせ”と言ってください」とのこと。そうすれば、一番おいしい材料を使い、メニューにないお寿司や料理も提供してくれます。しかも隣にある老舗「加藤酒店」さんは、日本酒はもちろんソムリエ資格も持つお酒のエキスパート。大将にこっそり頼めば、料理にぴったりあうお酒を配達してもらえるのだとか(ただし「忙しいときはご勘弁!」とのこと)。地元産中心の新鮮な魚や野菜、そしてお客さまの好みをさりげなく生かしてつくられた料理とおいしいお酒。この上なく贅沢なおもてなしです。

豊田市には2代目大将が精力的にがんばっている料理屋が数多くありますが、このお店もその一つです。「年齢が近いので仲が良く、食に対するこだわりも共通。市場で“これ昨日買ったけどうまかったよ” “じゃうちも買ってみようかな”なんて会話もふつうにしますよ。競争して自分の店だけが一番になるより、市場を含めてみんなでレベルアップして、“豊田市の食はうまい!”と他の地域の人たちにも認識してもらいたいんです」。だから料理人同士の研究会や情報交換がさかんで、みんなで盛り上げていきたいから「街中においしいお店が増えているのはうれしい」のだとか。そして実際、同様の話は他のお店でも耳にします。料理にかける豊田市の2代目大将たちの熱い思いが、もっともっと広く遠くまで届きますように!

shop info

先代が店を構えて52年、地元では「すしの大学」「大学ずし」などと呼ばれ親しまれています。小さいころ御膳を彩るさまざまな料理に腕をふるいます。「食べてくれた人に口コミで広めてもらいたい」との思いから、取材もあまり受けないのだとか。そんなこだわりの味を、ぜひ確かめに来てください。
店名
すし懐石大学本店
店主
渡辺 泰輔さん
営業時間
11:30~14:00/17:30~21:00
定休日
水曜日
住所
豊田市元城町3-65
電話
0565-32-5665
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