スペシャルコンテンツ

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大将のお役立ちレポート

2024年8月26日 UP!

街に寄り添い
ともに変化する仲卸を目指す

豊田市は農産物が豊富な土地柄で、市場には様々な青果が集まります。今の時期はイチジク・ナシ・ブドウといった果物やキュウリなどの夏野菜、レタスなど高原野菜が主流。仲卸業者である八百松は、市場に集まった野菜や果物を競りなどで仕入れスーパーなどの小売業者に販売しています。ときにはお客様から難しい依頼をされることもありますが、40年以上積み重ねた知識と経験を生かし、作付けの動向や世の中の流行を見込みながら要望に応えています。野菜を見る目だけでなく、お客様に相談しやすいと思っていただけるコミュニケーション力も大切なのです。
しかし気候変動の影響は大きく、今後は昔からある作物が市場から消えることも考えられるのだとか。それに加え、農家があってはじめて成り立つ市場では農業の高齢化も課題です。一方で、若い生産者と新しい取り引きが始まることも少なくありません。市場には、生産者から持ち込まれた生産物を全量引き取る「全量引き受け」というシステムがあり(腐っているものはNG)、直売所のように自由な値付けができない一方、商品不足のときは相場以上の値が付くこともあります。新規就農をする際は、メリット・デメリットを踏まえ市場への搬入を販路の一つとして検討するのもよいかもしれません。
こんな市場の動向を知り尽くした八百松では、最近組織体制を刷新し、ますます従業員が働きやすい環境となりました。今の目標の一つは、注文のFAXをタブレットで受けるなどITの活用を進めて仕事を効率化すること。そして二つ目は、市場を利用していない人にもおいしい野菜や果物を届けることです。それがどういう形で実現するかはこれからのお楽しみ。時代とともに進化し続ける仲卸に期待が募ります。

shop info

豊田市公設卸売市場が開設されてから40年以上、この場所で仲卸を営んでいる老舗です。開設当初の取引先は八百屋さん中心でしたが、今はスーパーマーケットやトヨタ生活協同組合、飲食店等に野菜や果物をお届けしています。市場、そして街の歴史とともに経験と実績を積んできたスタッフが、お揃いのロゴ入り前掛けで今日も元気にがんばっています!
会社名
有限会社 八百松
果物チーフ(左)
柴田裕司さん(しばちゃん)
野菜チーフ(右)
岡田剛さん(ごうくん)
住所
豊田市高崎町兼近70番地
電話番号
0565-34-3800
Instagram
@yaomatsu70
採用HP
https://clients.itszai.jp/4d5445774d6a4d3d/job/43?ref=true&utm
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