スペシャルコンテンツ

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大将のお役立ちレポート

2020年4月1日 UP!

食品・雑貨から小原みやげまで。地域の暮らしを支える
「村のスーパーマーケット」

和紙の里として知られる豊田市小原地区は、冬に花開く一万本の「四季桜」でも有名です。この四季桜観光コースに位置する大正屋商店は、昭和40年代から続く食料品と生活雑貨のお店。地域の方々が必要なときに気軽に立ち寄れる品揃えのほか、遠方から訪れる観光客のために、おみやげの販売もスタートしました。地元ご自慢のこだわり豆腐や新鮮な平飼いタマゴ、丁寧に採蜜されたハチミツ、生産量が少なく「幻の米」と呼ばれるミネアサヒの新米ももちろん小原産。そのほか、地域の良質な土と職人の技による小原みやげ「箸置き」(しょうゆ差しとしても使用可能)など、店頭には地元愛に溢れた商品が並んでいます。
標高の高い小原地区の主な移動手段は自動車ですが、免許証を返納したお年寄りは多く、バスの本数も少ないため、買い物が不自由になる方が増えています。そんな方々のために、お店では注文をいただければ大根一本からご自宅までお届けするサービスを実施(小原地区以外は要相談)。この気配りの背景には、「配達でお顔を見られれば、見守りにもなって安心」という思いがあります。しかし大将ご夫婦の悩みは、少しだけ注文するのは申し訳ないと考え、遠慮してしまうお客さんが多いこと。そこで思いがけず役立ったのが、2020年1月にサービスを開始した「大正屋BOX」です。これは、お菓子やインスタント食品などが入ったボックスをオフィスや店舗に置き、定期的に商品を補充するサービスなのですが、それを設置した美容院では、スタッフだけでなくお客さんとして訪れるお年寄りの方々も利用してくれているそうです。みんなの暮らしを支える「村のスーパーマーケット」は、地域になくてはならない存在。これまでもこれからも、あたたかい思いやりを届けるために知恵を絞っています。

shop info

食品をはじめ、お酒やタバコ、日用品など生活必需品が揃う大正屋商店は、昭和40年代から親しまれてきたお店です。地域に暮らす人々の生活を第一に考え、小原地区内なら電話一本で配達OKという親切経営。店内には休憩スペースもあり、2代目ご夫婦とゆったりおしゃべりが楽しめます。
店名
大正屋商店
店長
橋本 佳幸さん
住所
豊田市永太郎町馬場62
電話
0565-65-3014
営業時間
8:00~20:30
定休日
月曜日
HP
http://taisyouya.boo-log.com/
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